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防人
九州地方の防備のために、東国から徭役として男子が徴用される防人の制度があった。防人歌が万葉集に編纂されたのは、万葉集の編者である大伴家持が兵部卿にあって、九州に向う防人の歌謡を集めたからといわれている。東国農民の生活が溢れた秀歌が多い。 |
巻 |
歌 |
作者 |
場所 |
写真 |
14-3500 |
紫草は 根をかも終ふる 人の子の うら愛しけを 寝を終へなくに |
東歌 |
東国
/難波津 |
UP |
14-3505 |
うちひさつ 宮能瀬川の かほ花の 恋ひてか寝らむ 昨夜も今夜も |
東歌 |
不明 |
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14-3508 |
芝付の 御宇良崎なる ねつこ草 相見ずあらば 我れ恋ひめやも |
東歌 |
三浦半島 |
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20-4363 |
難波津に 御船下ろ据ゑ 八十楫貫き(やそかぬき) 今は漕ぎぬと 妹に告げこそ |
茨城郡若舎人部廣足 |
難波津 |
UP |
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