巻 |
歌 |
作者 |
場所 |
写真 |
03-0315 |
み吉野の 吉野の宮は 山からし 貴くあらし 川からし さやけくあらし 天地と 長く久しく 万代に 変はらずあらむ 幸しの宮 |
大伴旅人 |
吉野宮滝 |
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03-0316 |
昔見し 象の小川を 今見れば いよよさやけく なりにけるかも |
大伴旅人 |
吉野宮滝
象の小川 |
UP |
03-0332 |
我が命も 常にあらぬか 昔見し 象の小川を 行きて見むため |
大伴旅人 |
吉野宮滝 |
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03-0334 |
忘れ草 我が紐に付く 香具山の 古りにし里を 忘れむがため |
大伴旅人 |
大宰府/
香具山 |
UP |
03-0344 |
あな醜 賢しらをすと 酒飲まぬ 人をよく見ば 猿にかも似む |
大伴旅人 |
大宰府 |
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03-0446 |
我妹子が 見し鞆の浦の むろの木は 常世にあれど 見し人ぞなき |
大伴旅人 |
鞆の浦 |
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03-0447 |
鞆の浦の 礒のむろの木 見むごとに 相見し妹は 忘らえめやも |
大伴旅人 |
鞆の浦 |
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03-0448 |
礒の上に 根延ふむろの木 見し人を いづらと問はば 語り告げむか |
大伴旅人 |
鞆の浦 |
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03-0449 |
妹と来し 敏馬の崎を 帰るさに ひとりし見れば 涙ぐましも |
大伴旅人 |
神戸敏馬崎 |
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03-0450 |
行くさには ふたり我が見し この崎を ひとり 過ぐれば 心悲しも |
大伴旅人 |
神戸敏馬崎 |
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03-0451 |
人もなき 空しき家は 草枕 旅にまさりて 苦しかりけり |
大伴旅人 |
佐紀 |
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03-0452 |
妹として ふたり作りし 我が山斎は 木高く茂く なりにけるかも |
大伴旅人 |
佐紀
(大和文華館/梅) |
UP |
03-0453 |
我妹子が 植ゑし梅の木 見るごとに 心咽せつつ 涙し流る |
大伴旅人 |
佐紀
(菅原神社/梅) |
UP |
03-0455 |
かくのみにありけるものを萩の花咲きてありやと問ひし君はも |
余明軍 |
佐紀 |
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05-0822 |
我が園に 梅の花散る ひさかたの 天より雪の 流れ来るかも |
大伴旅人 |
大宰府 |
UP |
06-0969 |
しましくも 行きて見てしか 神なびの 淵はあせにて 瀬にかなるらむ |
大伴旅人 |
飛鳥川 |
UP |
06-0970 |
指進(さすすみ)の 栗栖(くるす)の小野の 萩の花 散らむ時にし 行きて手向けむ |
大伴旅人 |
明日香 |
UP |
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