巻 |
歌 |
作者 |
場所 |
写真 |
02-0105 |
我が背子(せこ)を 大和へ遣(や)ると さ夜(よ)更(ふ)けて 暁(あかとき)露(つゆ)に 我れ立ち濡れし |
大伯皇女 |
伊勢斎宮 |
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02-0106 |
ふたり行けど 行き過ぎかたき 秋山を いかにか君が ひとり越ゆらむ |
大伯皇女 |
伊勢斎宮 |
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02-0107 |
あしひきの 山のしづくに 妹(いも)待つと 我れ立ち濡れぬ 山のしづくに |
大津皇子 |
明日香 |
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02-0108 |
我を待つと 君が濡れけむ あしひきの 山のしづくに ならましものを |
石川郎女 |
明日香 |
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02-0109 |
大船の 津守が占に 告らむとは まさしに知りて 我がふたり寝し |
大津皇子 |
明日香 |
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02-0110 |
大名児を 彼方野辺に 刈る草の 束の間も 我れ忘れめや |
草壁皇子 |
明日香 |
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03-0416 |
百(もも)伝ふ 磐余(いわれ)の池に鳴く鴨を 今日のみ見てや 雲隠りなむ |
大津皇子 |
磐余 |
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02-0165 |
うつそみの 人にある我れや 明日よりは 二上山(ふたかみやま)を 弟背(いろせ)と我が見む |
大伯皇女 |
二上山 |
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02-0166 |
磯の上に 生ふる馬酔木(あせび)を 手(た)折らめど 見すべき君が 在りと言はなくに |
大伯皇女 |
京へ帰る途中 |
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