巻 |
歌 |
作者 |
場所 |
写真 |
01-0040 |
あみの浦に 舟乗りすらむ 娘子らが 玉藻の裾に 潮満つらむか |
柿本人麻呂 |
小浜 |
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01-0041 |
釧(くしろ)つく 手節(たふし)の崎に 今日もかも 大宮人の 玉藻刈るらむ |
柿本人麻呂 |
答志島 |
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01-0042 |
潮騒に 伊良虞の島辺 漕ぐ舟に 妹乗るらむか 荒き島廻を |
柿本人麻呂 |
伊良湖 |
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01-0043 |
我が背子は いづく行くらむ 沖つ藻の 名張の山を 今日か越ゆらむ |
当麻真人麻呂の妻 |
名張 |
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02-0105 |
我が背子(せこ)を、大和へ遣(や)ると、さ夜(よ)更(ふ)けて、暁(あかとき)露(つゆ)に、我れ立ち濡れし |
大伯皇女 |
伊勢斎宮 |
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02-0106 |
ふたり行けど行き過ぎかたき秋山をいかにか君がひとり越ゆらむ |
大伯皇女 |
伊勢斎宮 |
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03-0317
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天地の 別れし時ゆ 神さびて 高く貴き 駿河なる 富士の高嶺を 天の原 振り放け見れば 渡る日の 影も隠らひ 照る月の 光も見えず 白雲も い行きはばかり
時じくぞ 雪は降りける 語り継ぎ 言ひ継ぎ行かむ 富士の高嶺は |
山部赤人 |
田子の浦 |
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03-0318 |
田子の浦ゆ うち出でて見れば 真白にぞ 富士の高嶺に 雪は降りける |
山部赤人 |
田子の浦 |
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06-1033 |
御食つ国 志摩の海人ならし ま熊野の 小舟に乗りて 沖へ漕ぐ見ゆ |
大伴家持 |
志摩 |
UP |
14-3351 |
信濃なる 須我の荒野に 霍公鳥 鳴く声聞けば 時過ぎにけり |
信濃国歌 |
小菅 |
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