万葉の故地を写真で巡る 万葉の風景

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会津八一の歌
 



四国・中国

作者 場所 写真
01-0008 熟田津(にぎたづ)に 船乗りせむと 月待てば 潮もかないぬ 今は漕ぎ出でな 額田王 伊予松山
02-0131 石見の海 角の浦廻を 浦なしと 人こそ見らめ 潟なしと 人こそ見らめ よしゑやし 浦はなくとも よしゑやし 潟はなくとも 鯨魚取り 海辺を指して 柔田津の 荒礒の上に か青なる 玉藻沖つ藻 朝羽振る 風こそ寄せめ 夕羽振る 波こそ来寄れ 波のむた か寄りかく寄り 玉藻なす 寄り寝し妹を 露霜の 置きてし来れば この道の 八十隈ごとに 万たび かへり見すれど いや遠に 里は離りぬ いや高に 山も越え来ぬ 夏草の 思ひ萎へて 偲ふらむ 妹が門見む 靡けこの山 柿本人麻呂 石見
02-0132 石見のや 高角山の 木の間より 我が振る袖を 妹見つらむか 柿本人麻呂 石見
02-0133 笹の葉は み山もさやに さやげども 我れは妹思ふ 別れ来ぬれば 柿本人麻呂 石見
02-0140 な思ひと 君は言へども 逢はむ時 いつと知りてか 我が恋ひずあらむ 依羅娘子 石見
02-0220 玉藻よし 讃岐の国は 国からか 見れども飽かぬ 神からか ここだ貴き 天地 日月とともに 足り行かむ 神の御面と 継ぎ来る 那珂の港ゆ 船浮けて 我が漕ぎ来れば 時つ風 雲居に吹くに 沖見れば とゐ波立ち 辺見れば 白波騒く 鯨魚取り 海を畏み 行く船の 梶引き折りて をちこちの 島は多けど 名ぐはし 狭岑の島の 荒磯面に 廬りて見れば 波の音の 繁き浜辺を 敷栲の 枕になして 荒床に ころ臥す君が 家知らば 行きても告げむ 妻知らば 来も問はましを 玉桙の 道だに知らず おほほしく 待ちか恋ふらむ はしき妻らは 柿本人麻呂 讃岐狭岑島
02-0221 妻もあらば 摘みて食げまし 沙弥の山 野の上のうはぎ 過ぎにけらずや 柿本人麻呂 讃岐狭岑島
02-0222 沖つ波 来寄る荒礒(ありそ)を 敷栲(しきたへ)の 枕とまきて 寝せる君かも 柿本人麻呂 讃岐狭岑島
02-0223 鴨山の 岩根しまける 我れをかも 知らにと妹が 待ちつつあるらむ 柿本人麻呂 石見
03-0304 大君の 遠の朝廷と あり通ふ 島門を見れば 神代し思ほゆ 柿本人麻呂 大三島辺り
03-0446 我妹子が 見し鞆の浦の むろの木は 常世にあれど 見し人ぞなき 大伴旅人 鞆の浦
03-0447 鞆の浦の 礒のむろの 木見むごとに 相見し妹は 忘らえめやも 大伴旅人 鞆の浦
03-0448 礒の上に 根延ふむろの 木見し人を いづらと問はば 語り告げむか 大伴旅人 鞆の浦
20-4516 新しき年の 初めの 初春の 今日降る雪の いやしけ吉事 大伴家持 因幡国府


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万葉集の風景 "View of Manyou" HP開設: 2008/5/1 頁更新: 2008/7/26 Copyright(C) 2008 Kosharaku All Rights Reserved

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