万葉の故地を写真で巡る 万葉の風景

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古代歌謡
会津八一の歌
 


最新 2010年 2009年 2008年

過去データ
↓↓↓ 2009年 ↓↓↓
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-12月UP-


02-0112 いにしへに 恋ふらむ鳥は 霍公鳥 けだしや鳴きし 我が念へるごと 額田王 粟原
02-0113 み吉野の 玉松が枝は はしきかも 君が御言を 持ちて通はく 額田王 粟原
-11月UP-


03-0328 あをによし 奈良の都は 咲く花の にほふがごとく 今盛りなり 小野老 平城宮跡
-10月UP-


03-0235 大君は 神にしませば 天雲の 雷の上に 廬りせるかも 柿本人麻呂 明日香/雷丘
03-0426 草枕 旅の宿りに 誰が嬬か 国忘れたる 家待たまくに 柿本人麻呂 天香具山山麓の石仏
16-3788 耳成の 池し恨めし 我妹子が 来つつ潜かば 水は涸れなむ 縵児を争う男 耳成山
-9月UP-


02-0199 かけまくも ゆゆしきかも 言はまくも あやに畏き 明日香の 真神の原に ひさかたの 天つ御門を 畏くも 定めたまひて 神さぶと 磐隠ります やすみしし 我が大君の きこしめす 背面(そとも)の国の 真木立つ 不破山超えて 高麗剣 和射見が原の 仮宮に 天降りいまして 天の下 治めたまひ 食(を)す国を 定めたまふと 鶏が鳴く 東の国の 御いくさを 召したまひて ちはやぶる 人を和せと 奉ろはぬ 国を治めと 皇子ながら 任したまへば 大御身に 大刀取り佩かし 大御手に 弓取り持たし 御軍士を 率ひたまひ 整ふる 鼓の音は 雷の 声と聞くまで 吹き鳴せる 小角の音も 敵見たる 虎か吼ゆると 諸人の おびゆるまでに ささげたる 幡の靡きは 冬こもり 春さり来れば 野ごとに つきてある火の 風の共 靡くがごとく 取り持てる 弓弭の騒き み雪降る 冬の林に つむじかも い巻き渡ると 思ふまで 聞きの畏く 引き放つ 矢の繁けく 大雪の 乱れて来れ まつろはず 立ち向ひしも 露霜の 消なば消ぬべく 行く鳥の 争ふはしに 渡会の 斎きの宮ゆ 神風に い吹き惑はし 天雲を 日の目も見せず 常闇に 覆ひ賜ひて 定めてし 瑞穂の国を 神ながら 太敷きまして やすみしし 我が大君の 天の下 申したまへば 万代に しかしもあらむと 木綿花の 栄ゆる時に 我が大君 皇子の御門を 神宮に 装ひまつりて 使はしし 御門の人も 白栲の 麻衣着て 埴安の 御門の原に あかねさす 日のことごと 獣じもの い匍ひ伏しつつ ぬばたまの 夕になれば 大殿を 振り放け見つつ 鶉なす い匍ひ廻り 侍へど 侍ひえねば 春鳥の さまよひぬれば 嘆きも いまだ過ぎぬに 思ひも いまだ尽きねば 言さへく 百済の原ゆ 神葬り 葬りいまして あさもよし 城上の宮を 常宮と 高く奉りて 神ながら 鎮まりましぬ しかれども 我が大君の 万代と 思ほしめして 作らしし 香具山の宮 万代に 過ぎむと思へや 天のごと 振り放け見つつ 玉たすき 懸けて偲はむ 畏かれども 柿本人麻呂 瀬田の唐橋
-8月UP-


03-0421 古(いにしえ)に 在りけむ人の 倭文幡(しつはた)の 帯解きかへて 伏屋(ふせや)立て 妻問しけむ 葛飾の 真間(まま)の手児名(てこな)が 奥つ城を こことは聞けど 真木の葉や 茂りたるらむ 松が根や 遠く久しき 言のみも 名のみもわれは 忘らゆましじ 山部赤人 真間
手児名霊神堂
03-0422 我も見つ 人にも告げむ 葛飾の 真間の手児名が 奥城所(おくつきところ)  山部赤人 真間
手児名霊神堂
03-0423 葛飾の 真間の入り江に うち靡く 玉藻刈りけむ 手児名し思ほゆ 山部赤人 真間
手児名霊神堂
09-1807 とりが鳴く あづまの国に いにしへに ありける事と 今までに 絶えずいひくる 勝鹿の 眞間のてごなが あさきぬに あをくびつけ ひたさをを もには織り着て かみだにも けきはけづらず くつをだに はかず行けども にしきあやの なかにつつめる いつきごも いもにしかめや もちづきの たれるおもわに 花のごと ゑみて立てれば 夏虫の 火にいるがごと みなといりに 船こぐ如く 行きかぐれ 人のいふ時 いくばくも いけらじものを 何すとか 身をたな知りて 波のとの 騒ぐみなとの おくつきに 妹がこやせる 遠き代に ありける事を きのふしも 見けむが如も 思ほゆるかも 高橋虫麻呂 真間
手児名霊神堂
09-1808 勝鹿の 真間の井見れば 立ちならし 水汲ましけむ 手児奈し思ほゆ 高橋虫麻呂 真間の井
14-3373 多摩川に さらす手作り さらさらに なにぞ この子の ここだ愛しき 武蔵国歌 多摩川
14-3387 足の音せず 行かむ駒もが 葛飾の 真間の継橋 止まず通はむ 下総国歌 真間の継橋
-7月UP-


03-0330 藤波の 花は盛りに なりにけり 奈良の都を 思ほすや君 大伴四綱 春日大社の藤
13-3238 逢坂を うちいでて見れば 近江の海 白木綿花(しらゆふばな)に 波立ちわたる 作者不詳 逢坂
-6月UP-


01-0029 玉たすき 畝傍の山の 橿原の ひじりの 御代ゆ 生れましし 神のことごと 栂の木の いや継ぎ継ぎに 天の下 知らしめししを そらにみつ 大和を置きて あをによし 奈良山を越え  いかさまに 思ほしめせか 天離る 鄙にはあれど 石走る 近江の国の 楽浪の 大津の宮に 天の下 知らしめしけむ 天皇の 神の命の 大宮は ここと聞けども 大殿は ここと言へども 春草の 茂く生ひたる 霞立つ 春日の霧れる ももしきの 大宮ところ 見れば悲しも 柿本人麻呂 近江古京
(弘文天皇陵)
01-0030 楽浪(ささなみ)の 志賀の辛崎 幸くあれど 大宮人の舟 待ちかねつ 柿本人麻呂 近江古京
(唐崎)
01-0031 楽浪の 志賀の大わだ 淀むとも 昔の人に またも逢はめやも 柿本人麻呂 近江古京
(唐崎)
01-0032 古の 人に我れあれや 楽浪の 古き都を見れば 悲しき 高市黒人 近江古京
(南滋賀町廃寺跡)
02-0152 やすみしし 我ご大君の 大御船 待ちか恋ふらむ 志賀の唐崎 舎人吉年 近江古京
(唐崎)
02-0158 山吹の 立ちよそひたる 山清水 汲みに行かめど 道の知らなく 高市皇子 山吹
-5月UP-


02-0166 磯の上に 生ふる馬酔木(あせび)を 手(た)折らめど 見すべき君が 在りと言はなくに 大伯皇女 馬酔木
08-1444 山吹の 咲きたる野辺の つほすみれ この春の雨に 盛りなりけり 高田女王 つぼすみれ
11-2453 春柳 葛城山に 立つ雲の 立ちても居ても 妹をしぞ思ふ 柿本人麻呂 葛城山麓公園の柳
18-4074 桜花 今ぞ盛りと 人は言へど 我れは寂しも 君としあらねば 大伴池主 佐保川の桜
18-4077 我が背子が 古き垣内の 桜花 いまだ含めり 一目見に来ね 大伴家持 興福院の桜
19-4142 春の日に 張れる柳を 取り持ちて 見れば都の 大道し思ほゆ 大伴家持 朱雀大路の柳
-4月UP-


01-0054 巨勢山の つらつら椿 つらつらに 見つつ偲はな 巨勢の春野を 坂門人足 巨勢寺跡と椿
06-0969 しましくも 行きて見てしか 神なびの 淵はあせにて 瀬にかなるらむ 大伴旅人 飛鳥川
06-1060 三香の原 久迩の都は 荒れにけり 大宮人の うつろひぬれば 田邊福麿歌集 山背国国分寺跡
(恭仁京跡)
08-1424 春の野に すみれ摘みにと 来し我れぞ 野をなつかしみ 一夜寝にける 山部赤人 野に咲くすみれ
17-3907 山背の 久迩の都は 春されば 花咲きををり 秋されば 黄葉にほひ 帯ばせる 泉の川の 上つ瀬に 打橋渡し 淀瀬には 浮橋渡し あり通ひ 仕へまつらむ 万代までに 境部老麻呂 瓶ノ原
(恭仁京跡)
17-3908 たたなめて 泉の川の 水脈(みお)絶えず 仕へまつらむ 大宮ところ 境部老麻呂 泉川(木津川)
20-4491 大き海の 水底深く 思ひつつ 裳(も)引き平(なら)しし 菅原の里 石川女郎 菅原の里
-3月UP-


03-0452 妹として ふたり作りし 我が山斎は 木高く茂く なりにけるかも 大伴旅人 大和文華館の紅梅
03-0453 我妹子が 植ゑし梅の木 見るごとに 心咽せつつ 涙し流る 大伴旅人 菅原神社の白梅
04-0593 君に恋ひ いたもすべなみ 奈良山の 小松が下に 立ち嘆くかも 笠女郎 松下に佇む女性
04-0608 相思はぬ 人を思ふは 大寺の餓鬼の 後方に 額つくごとし 笠女郎 餓鬼
05-0818 春されば まづ咲くやどの 梅の花 独り見つつや 春日暮らさむ 山上憶良 菅原神社の盆梅
05-0834 梅の花 今盛りなり 百鳥の 声の恋しき 春来るらし 田氏肥人 大和文華館の梅
12-2951 海石榴市(つばきち)の 八十(やそ)の街(ちまた)に 立ち平(なら)し 結びし紐を 解かまく惜しも 作者不詳 海石榴市
-2月UP-


01-0069 草枕 旅行く君と 知らませば 岸の埴生に にほはさましを 清江娘子 住吉大社
06-0997 住吉の 粉浜のしじみ 開けもみず 隠りてのみや 恋ひわたりなむ 作者未詳 住吉大社(粉浜)
07-1274 住吉の 出見の浜の 柴な刈りそね 娘子らが 赤裳の 裾の濡れて 行かむ見む 柿本人麻呂歌集 住吉(出見の浜)
19-4243 住吉(すみのえ)に 斎く祝(はふり)が 神言(かむごと)と 行くとも来とも 船は早けむ 多治比真人土作 住吉大社
-1月UP-


01-0065 霰(あられ)打つ 安良礼松原(あられまつばら) 住吉の 弟日娘女(おとひをとめ)と 見れど飽かぬかも 長皇子 霰松原

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万葉集の風景 "View of Manyou" HP開設: 2008/5/1 頁更新: 2011/12/11 Copyright(C) 2008 Kosharaku All Rights Reserved

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