巻 |
歌 |
作者 |
画像 |
-6月UP- |
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01-0040 |
嗚呼見(あみ)の浦に 舟乗りすらむ 娘子らが 玉藻の裾に 潮満つらむか |
柿本人麻呂 |
小浜 |
-5月UP- |
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02-0169 |
あかねさす 日は照らせれど ぬばたまの 夜渡る月の 隠(かく)らく惜(を)しも |
柿本人麻呂 |
金環日食 |
06-1033 |
御食つ国 志摩の海人ならし ま熊野の 小舟に乗りて 沖へ漕ぐ見ゆ |
大伴家持 |
志摩 |
-3月UP- |
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12-3013 |
我妹子や 我を忘らすな 石上 袖布留川の 絶えむと思へや |
作者不詳 |
布留社 |
-2月UP- |
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08-1598 |
さを鹿の 朝立つ野辺の 秋萩に 玉と見るまで 置ける白露 |
大伴家持 |
萩 |
16-3841 |
仏造る ま朱足らずは 水溜まる 池田の朝臣が 鼻の上を掘れ |
大神朝臣奥守 |
東大寺 |
-12月UP- |
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09-1707 |
山背の 久世の鷺坂 神代より 春は張りつつ 秋は散りけり |
柿本人麻呂歌集 |
鷺坂 |
11-2362 |
山背の 久背の若子(わくご)が 欲しと言ふ我れ あふさわに 我れを欲しと言ふ 山背の久世 |
柿本人麻呂歌集 |
久世 |
-11月UP- |
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03-0264 |
もののふの 八十宇治川の 網代木に いさよふ波の ゆくへ知らずも |
柿本人麻呂 |
宇治川 |
07-1100 |
巻向の 穴師の川ゆ 行く水の 絶ゆることなく またかへり見む |
柿本人麻呂 |
巻向川 |
-10月UP- |
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09-1809 |
葦屋の 菟原娘子の 八年子の 片生ひの時ゆ 小放りに 髪たくまでに 並び居る 家にも見えず 虚木綿の 隠りて居れば 見てしかと いぶせむ時の 垣ほなす 人の問ふ時 茅渟壮士 菟原壮士の 伏屋焚き すすし競ひ 相よばひ しける時は 焼太刀の 手かみ押しねり 白真弓 靫取り負ひて 水に入り 火にも入らむと 立ち向ひ 競ひし時に 我妹子が 母に語らく しつたまき いやしき我が故 ますらをの 争ふ見れば 生けりとも 逢ふべくあれや ししくしろ 黄泉に待たむと 隠り沼の 下延へ置きて うち嘆き 妹が去ぬれば 茅渟壮士 その夜夢に見 とり続き 追ひ行きければ 後れたる 菟原壮士い 天仰ぎ 叫びおらび 地を踏み きかみたけびて もころ男に 負けてはあらじと 懸け佩きの 小太刀取り佩き ところづら 尋め行きければ 親族どち い行き集ひ 長き代に 標にせむと 遠き代に
語り継がむと 娘子墓 中に造り置き 壮士墓 このもかのもに 造り置ける 故縁聞きて 知らねども 新喪のごとも 哭泣きつるかも |
高橋虫麻呂歌集 |
処女塚 |
09-1810 |
芦屋の 菟原娘子の 奥城を 行き来と見れば 哭のみし泣かゆ |
高橋虫麻呂歌集 |
処女塚 |
09-1811 |
墓の上の 木の枝靡けり 聞きしごと 茅渟壮士にし 寄りにけらしも |
高橋虫麻呂歌集 |
求女塚 |
-9月UP- |
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03-0279 |
我妹子に 猪名野は見せつ 名次山 角の松原 いつか示さむ |
高市黒人 |
名次山 |
-7月UP- |
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01-0020 |
あかねさす 紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖振る |
額田王 |
蒲生野 |
13-3331
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隠口の 泊瀬の山 青旗の 忍坂の山は 走出の よろしき山の 出立の くはしき山ぞ あたらしき 山の 荒れまく惜しも |
作者不詳 |
忍坂山 |
-6月UP- |
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09-1723 |
かわづ鳴く 六田(むつた)の川の 川柳(かわやぎ)の ねもころ見れど 飽かぬ川かも |
柿本朝臣人麻呂歌集 |
六田 |
11-2587 |
大原の 古りにし里に 妹を置きて 我れ寐ねかねつ 夢に見えこそ |
作者不詳 |
小原 |
-5月UP- |
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01-0078 |
飛ぶ鳥の 明日香の里を 置きて去なば 君があたりは 見えずかもあらむ |
元明天皇 |
古宮土壇 |
-4月UP- |
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02-0103 |
我が里に 大雪降れり 大原の 古りにし里に 降らまくは後 |
天武天皇 |
飛鳥
浄御原宮 |
02-0104 |
我が岡の おかみに言ひて 降らしめし 雪のくだけし そこに散りけむ |
藤原夫人 |
飛鳥
小原 |
-1月UP- |
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01-0025 |
み吉野の 耳我の嶺に 時なくぞ 雪は降りける 間無くぞ 雨は降りける その雪の 時なきがごと その雨の 間なきがごと 隈もおちず 思ひつつぞ来る その山道を |
天武天皇 |
吉野宮滝
青根ケ峯 |
01-0028 |
春過ぎて 夏来るらし 白栲の 衣干したり 天の香具山 |
持統天皇 |
天香久山 |
03-0316 |
昔見し 象の小川を 今見れば いよよさやけく なりにけるかも |
大伴旅人 |
吉野宮滝
象の小川 |